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酒粕を使った夏にぴったりの料理レシピをご紹介!
- 2018年4月2日
- テーマ:竹屋物語
目次
酒粕は、美容や健康によい万能食として注目されていて、粕汁や甘酒など主に冬に食べる料理に利用されるイメージが強いかもしれません。ところが、実は、意外にも夏にこそ食べる価値のある食材の一つなのです。酒粕には、ビタミンやミネラルなど人の体に必要な栄養素が豊富に含まれていて、夏バテからの疲労回復におおいに役立ってくれます。
そんな酒粕ですが、暑い夏においしくいただくための料理レシピをご紹介しましょう。
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冷やした甘酒(1杯分)
酒粕といえば甘酒を思い浮かべる人も多いことでしょう。寒い時期に暖かい甘酒を飲めば、芯から体が温まるという経験からそのように思ってしまうのかもしれません。
ですが、甘酒は、「暑い夏の時期に冷やして」というのもとてもおいしい飲み方の一つです。作り方は、とても簡単。
1)酒粕(50g)、水(250cc)、砂糖(大さじ2)、塩(少々)、すりおろし生姜(少々)、氷(お好みで)
2)使用する酒粕は板状のもの(通常200g)でOK。これを4等分(50g)して使用します。
3)所定の鍋に水と酒粕を入れ、酒粕が崩れるまで弱火で煮ます。
4)3)に砂糖と塩を加え、さらに温めます。
5)酒粕がすっかり溶けたのを確認しコップに移して氷を入れ、すりおろし生姜を浮かべれば出来上がりです。
酒粕は溶け残ってダマになったりするとおいしく食べられません。とくに板状の酒粕は溶けにくいため、あらかじめしばらく水に浸しておくとよいでしょう。そうすることで酒粕が崩れやすくなり、そのうえで加熱すると簡単に溶けてしまうのでおすすめです。
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きゅうりの酒粕和え
きゅうりは、体を冷やしてくれる夏の定番野菜の一つです。酒粕を使った和え物にするととてもおいしくいただけて、夏の暑さを凌ぎ疲労回復にはもってこいの料理です。
1)きゅうり(5本)、酒粕(練り柏約70g)、塩(少々)、砂糖(約20g)
2)きゅうりを洗い、スライサーまたは包丁で薄くスライスしたものをボールに移し、塩を軽く振ってしばらくおきます。
3)別の容器(ボールなど)に酒粕と砂糖を入れ、混ぜ合わせます。このとき、酒粕と砂糖の分量の比率はお好みの味になるように調整します。
4)2)のきゅうりの水気を絞り取り3)の容器に入れて和えます。
5)4)を冷蔵庫に入れ、2~3時間冷やせば出来上がりです。
この料理を作るときのポイントは、酒粕に練り柏を使うこととスライスしたきゅうりの水気を十分に絞り取ることです。練り柏を使うことできゅうりを和えやすくなり、きゅうりと酒粕が馴染みやすくなります。また、スライスしたきゅうりの水気を十分に絞り取ることで、水っぽくならずしゃきしゃきした食感を味わうことができます。
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酒粕と山椒を使った冷奴汁(3人分)
冷奴もまた、夏の定番料理です。酒粕と山椒をベースに茄子や長芋などを使い、煮込まないで作る冷奴汁。山椒で夏バテ気味の胃を刺激して食欲を回復させ、夏の暑さを乗り切るにはぴったりの料理です。
1)だし汁(500cc)、茹でて冷凍保存した山椒の実(大さじ1)、酒粕(50g)、味噌(大さじ2)、生生姜(小さじ1)、豆腐(100g)、長芋(30g)、茄子(1個)
2)山椒とだし汁を入れた鍋を弱火で加熱し、酒粕と味噌を加えて溶かします。
3)2)が沸騰したら火を止めて生姜を加え、そのまましばらく放置して粗熱を取り、湯気がおさまった頃合いを見計らって冷蔵庫に入れて2~3時間冷蔵します。
4)ピーラーや包丁で皮をむいた茄子をラップに巻き、電子レンジで600w×2分で加熱します。硬さを確認し、柔らかくなっていなければ、さらに若干加熱し柔らかくします。
5)3人分の容器に豆腐と長芋、4)の茄子を裂いて盛り付け、3)の汁をそれぞれの容器にかければ出来上がりです。
この料理で使うだし汁は、ご自宅でいつも使っているかつおだしや昆布だしなどで十分です。
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酒粕ソーダ(1人分)
酒粕を炭酸水で割って作る、冷たい酒粕ソーダをご紹介します。
1)酒粕(練り柏50g)、蜂蜜(10g)、冷蔵炭酸水(150cc)、氷(お好み)
2)耐熱のコップに酒粕を入れ、ラップをして電子レンジ600w×30秒で加熱します。
3)2)に蜂蜜を入れスプーンなどで十分にかき混ぜます。
4)3)にあらかじめ冷蔵してあった炭酸水を入れ軽くかき混ぜます。
5)4)に氷を浮かべ出来上がりです。
調理のポイントは、酒粕に練り柏を使うことです。板柏は溶けにくいので、この料理には不向きです。
まとめ
酒粕を使った料理の定番は、主に寒い時期が多いのですが、夏の暑い盛りに食べる酒粕料理もまた格別です。おいしい上に栄養価が高く、暑い夏を乗り切るにはうってつけなのが酒粕料理です。
今回ご紹介した酒粕料理は、比較的簡単に作れるものばかりですので、酒粕が気になっていたかたは、この機会にぜひ酒粕料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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