SEASON酒粕の購入時期と保存法
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自家製奈良漬をつくりたい方へ
かしこい酒粕の購入時期
奈良漬を漬けるなら発酵が早い夏がおすすめ。
……ですが、夏に出まわる酒粕は、冬につくられたものが一旦貯蔵され、奈良漬用に適した状態に熟成させたもの。手間ひまがかかっている分、冬に買うよりも割高になってしまいます。一方で酒粕がつくられたばかりの冬であれば、手間がかかっていない分、安く買えるので、購入時期としては冬がおすすめ。
奈良漬の“シーズン”である夏になって買うよりも、時季を外して価格の安い冬に買っておき、保管しておくのが、自家製奈良漬をつくるうえでのかしこい選択というわけです。
酒乃竹屋の酒粕は奈良漬にぴったり!
ぜひお試しください
当店で扱うのは、国産酒粕のみ。上質な酒粕を、手詰めにこだわり一つひとつ丁寧に袋詰めしています。手詰めを行うのは、長年酒粕販売に携わってきた熟練の職人。酒粕独特の食感とうまみをそのままに、漬物用として最適な硬さに仕上げています。二度漬けもできる上質な酒粕ですので、ご自宅で奈良漬を漬けようとお考えの方は、ぜひ一度お試しください。
酒粕の保存方法
酒粕は、冷蔵庫などの冷暗所(0~10度)で、なるべく空気に触れないように保存しましょう。
表面に白い粉のようなものが出る場合がありますが、これは「チロシン」というアミノ酸が結晶化したものなので問題ありません。また、長期保存(4ヶ月~)をする場合は冷凍保存がおすすめです。ラップやビニール袋などで小分けにして保存しておくと、使うときに便利です。
- 酒粕の色を薄く仕上げたい場合
- なるべく涼しいところで保管してください。10度以下で保管すれば2月頃購入した酒粕でも8月ぐらいまで、あまり色を変化させずに保存できます。
- 酒粕の色を濃く仕上げたい場合
- 常温で陽のあたらない場所に置いておきましょう。
茶色のやわらかい酒粕に仕上がります。
酒粕は時間とともに変化していくのが特徴です。
したがって冬に購入して実際に奈良漬を漬ける時季によい酒粕の状態に仕上げるには、その後保存の方法が大きなカギとなります。
購入直後の酒粕は、一般的に硬い状態です。酒粕は時間の経過とともに少しずつ発酵し、やわらかくなると同時に色がついていきます。保存している温度や湿度によりその変化のスピードが変わるだけでなく、酒粕が搾られたときの状態によって、やわらかくなりづらかったり、色が濃くなりすぎたりすることもあります。酒粕は生きものだと考え、ときどき状態を確認することが大切です。
ご不明な点がありましたら、お気軽に当店までお問い合わせください。