EAT酒粕のおいしいいただき方
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酒粕を使ったほっとレシピのご紹介
酒粕料理の定番といえば、粕汁。ほっとする味で体が温まりますから、冬になると一度は食べたくなるという方も多いのではないでしょうか? ほかにも、お米のうまみがたっぷりと詰まった酒粕は、魚の粕漬けや石狩鍋などの料理や、パン・焼き菓子の生地にも使われる、おいしい万能食材です。
また、今注目されているのがその健康パワー。糖分、タンパク質、無機質、ビタミン、繊維質など、体に有用な成分を多く含む栄養価の高い食品であることに加え、悪玉コレステロールの値を下げたり、お通じを改善したりという効果も報告されています。
酒粕料理の定番「粕汁」
材料(4人分)
酒粕 | 120g | 人参 | 50g |
---|---|---|---|
塩鮭 | 2切れ | ごぼう | 80g |
大根 | 200g | こんにゃく | 半丁 |
里いも | 100g | 青ねぎ | 1本 |
しょうゆ | 大さじ1 | 白みそ | 大さじ2 |
塩 | 少々 | だし汁(※) | 7カップ |
つくり方
- 塩鮭を一口大に切り、熱湯でさっとゆでて水気を切る
- 大根と人参は短冊(たんざく)切りにして、こんにゃくは手でちぎって下ゆでする
- ごぼうはささがきに、里いもは厚さ1cmの輪切りにして、水にさらす
- だし汁に里いも以外の材料を入れて煮立て、アクを取って弱めの中火で15分煮る
- 里いもを加え、さらに5分煮る
- 酒粕を少量の煮汁と一緒にすり鉢ですり、白みそと塩、しょうゆを混ぜて鍋に加える
- 3cmの長さに切った青ねぎを加え、一煮立ちさせてできあがりです
心も体もほっとする「甘酒」
材料(4人分)
酒粕 | 80~100g | 砂糖 | 大さじ6 |
---|---|---|---|
水 | 600ml | ショウガ | 少々(お好みで) |
塩 | 少々 | 日本酒 | 少量(お好みで) |
つくり方
- 水に酒粕を入れ火にかけ、ゆっくりと溶かしていく
- 酒粕が溶けきったら、砂糖を入れる
- 塩を入れ、味を調えたらできあがりです
- 召し上がる際におろしショウガを入れると、いっそうおいしくなります。また日本酒を少量加えると、風味がさらに増します
酒粕ハンバーグ
材料(4人分)
酒粕 | 100g | 赤ワイン | 適量 |
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合びき肉 | 800g | パン粉 | ひとにぎり |
オイスターソース | 大さじ4 | 塩 | 少々 |
玉ねぎ | 大1個 | こしょう | 少々 |
つくり方
- 玉ねぎをみじん切りにする
- ひき肉をボウルに入れ、粘りが出るまでよく手でこねる
- 塩こしょうを入れ、玉ねぎを加えたらざっと混ぜ合わせる
- 酒粕・オイスターソース・赤ワイン・パン粉を加えて、よく混ぜたら少し休ませる
- ハンバーグのたねを適度な大きさに形を整え、空気を抜いて、あらかじめ熱しておいたフライパンに並べる
- 途中、水分や油が出てきたら、クッキングペーパーでふき取る
- 両面に焼き色がつき、中まで火が通ったら完成です
酒粕の栄養価の高さ
酒粕のおもな成分(100g当たり) | |||
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水分 | 51.1g | 亜鉛 | 2.3mg |
炭水化物 | 23.8g | ビタミンB2 | 0.26mg |
脂質 | 1.5g | 葉酸 | 170μg |
タンパク質 | 14.9g | 食物繊維 | 5.2g |
上記以外にも、現代人に不足しがちなミネラル類(カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、ナトリウムなど)や食物繊維などが多く含まれているのも特徴。あまりなじみがないという方も、毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。