酒粕卸販売を始めて50年
酒屋が選んだこだわりの酒粕をお届けいたします。

友だち追加+ID連携で500ポイントプレゼント
メニュー
キーワード
商品カテゴリ
価格帯
タグ
在庫
詳細検索
6件の商品が見つかりました
カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む
RECOMMEND

ご注文前にご覧ください

販売数量

ご紹介している商品につきましては充分な在庫をご用意していますが、時期により品切れになる場合もあります。あらかじめご了承ください。

商品代金以外の必要料金

別途、送料および代金引換手数料を頂戴いたします。
代金引換の場合、お買い上げが2万円(税込)以内の方は、代金引換手数料370円(税込)がお客様負担となります。

ご購入方法

当サイトの購入フォームおよびお電話、FAXにてご注文いただけます。

お支払い方法

クレジット払い、郵便振替、代金引換、銀行振込、ゆうちょ口座間送金でのお支払いとなります。

お支払期限

代引:商品受け取り時に配達員にお支払い下さい。
銀行(郵便)振込み:注文後7日以内に振り込み下さい。

20歳未満のお客様へ

20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。
未成年者のお酒のお申し込みはお受けできませんので、予めご了承下さい。

申し込みの有効期限

30日間

不良品

商品に破損や汚損があった場合には、商品到着後7日間以内に当店にご一報のうえ、返品してください。

返品期限

商品到着後7日間となります。
なお、商品の性質上、お客様都合による返品はお断りしております。また、商品の発送後のキャンセルも基本的にお断りしておりますが、やむを得ないケースもあると思いますので、まずは当店までご連絡ください。

返品送料

お客様都合による返品・交換の場合は、返送料をご負担いただきます。
破損・汚損のある商品の場合、当店で負担します。

商品の引渡時期(納期)

代引:注文確認後3日以内に発送します。
銀行(郵便):入金確認後3日以内に発送します。
クレジットカード:ご注文完了後3日以内に発送します

 0.00 (0件)

 0.00 (0件)

 0.00 (0件)

 0.00 (0件)

 0.00 (0件)

 0.00 (0件)

繁桝
繁桝

地元を愛し、地元に愛されること

福岡県八女市に300年以上続く蔵元。居酒屋・スナックの数が人口比率になると全国トップクラスの八女では、店先に「繁桝」のロゴをいくつも目にします。

十九代蔵元・代表取締役社長 中川拓也さん(以下、中川社長):
「私たちのお酒は、地元・八女に育てられた味です。八女のお客さまからの声に応えながら、酒づくりを進化させてきた結果、今の繁桝があります。
八女の人たちは、意見をよくくださるんですよね(笑)
造り方などは変えませんが、味はお客さまの意見を聞いて変えます。だから、繁桝は八女のごはんに合うお酒になってます。」

地元・筑後平野のお米と矢部川の伏流水を使い、原料に至るまで地元産へこだわり造られたお酒は、当然、地元の食材に合う味に出来上がります。そこからさらに、地元に愛される味への探求を欠かさないことが、地元で永く愛されている理由です。
また、地元の酒店さんを守るため直販はしないという高橋商店。八女の人で知らない人はいないほど地域に根差す銘柄ながら、全国区では通好みという稀有なお酒です

商品一覧を見る

『JALのファーストクラスで取扱われた実績』

周りの酒蔵が純米酒や本醸造を多く造る中、吟醸・大吟醸の酒づくりにこだわり、今でも醸造全体の約4割が大吟醸をつくっている高橋商店。
15年ほど前「日本酒と言えば米処の新潟」という印象がまだ強かった時代、JALの国際線機内で取扱われる大吟醸として「箱入り娘」が選ばれました。(当時、日本で2銘柄のみ)

中川社長:
「そこで一気に東京でも名が広まりました」
それを機に東京に販売拠点を移したわけではなく、それから約半世紀経った現在も卸先の90%は九州という、ご当地日本酒の道をまっすぐ歩む高橋商店。
しかし、地元に根付く酒蔵ならではの悩みも。「地元で楽しんでいただくために八女の生活に合わせた価格にしていますが、九州の外に出るとすごくお手頃と言われます。
それだけなら良いのですが、『酒の質も安い』と思われることもあるので、値段=味の良し悪しではない。と知っていただきたいです。」

時代に合わせたつくりかたを

「酒づくり」というのは、酵母菌という生き物や自然環境を相手にする仕事です。
なので、昔は仕込みがはじまると「泊まりこみ」や朝から夜通し働くことが当たり前とされていました。でも、それでは現代の働き方に合いません。

現代の働きかたに合わせ、もろみの温度管理、こうじ室内での麹の温度管理、日本酒度やアルコール、香りの数値化管理など、科学的分析(数値化)が要る部分や単純作業、衛生配慮が要る部分は機械を導入して、効率化、従業員の負担軽減を実現しています。

一方、職人の技術が『繁桝』の味や品質を守り継ぐ点において必要不可欠でもあります。
「なるべく同じ人員が作業を一貫して行えるように調整し、品質、価値を守っています。職人の力が必要な部分には人手を増やします。効率だけを追ったのでは、繁桝ではなくなるというのもわかりました。」

新築した「麹(こうじ)室」は、全て木製。
「ステンレスの方が手入れは簡単です。でも、木は適度に湿気を吸ってくれるという利点と、手入れをきちんとしないといけない。手入れを怠らないことで、職人としての感性も磨かれていきます。」

技術・文化の継承を大事にするため、職人の育成もしっかりと考えている中川社長。
将来的に「手造り」できる人間がいなくならないよう省かない手間もあるのです。

商品一覧を見る

「長年の感覚でしか生まれない判断力というのはあります。例えばうちでは一斗瓶を手で洗います。匂いがとれるまで何度も洗います。洗えたと思ってもベテランの職人は匂いを感じとります。毎日の繰り返しで鼻が鍛えられ、わずかな匂いの差がわかるようになります。
香りを測る機械は入れてますが、それに最初から頼っていては職人の感覚が養われません。」

『日本酒業界に新しい価値を:ビンテージ』

「今の『美味しい日本酒』は、いかにフレッシュで、雑味がないかといった狭い幅の判断基準です。ワインのような多様性はあまり認められません。」

季節に合わせたお酒の楽しみ方の変動はありますが、味の判断基準の幅が狭いままでは、日本酒業界が衰退してしまうのでは、と中川社長は危惧しています。

「日本酒にもワインのように『何年モノ』『熟成酒(ビンテージ)』のような概念があれば、もっと年中、またいろんな場面で日本酒が楽しめるようになるはずです。

大吟醸、吟醸、純米酒…と日本酒にも種類はありますが、ワインのように食前から食後まで料理に合わせて日本酒を出すという楽しみ方は、まだそこまでされてないと思います。
でも、料理ごとに合わせる日本酒ができれば…
『メインの赤身肉にはビンテージの吟醸』といったように、コース料理のお皿ごとに日本酒を合わせることも出来るはずです。」
5年、10年と熟成させることで、味わいも旨味も香りも違う日本酒の新しい魅力を広げたい。それが中川社長、繁桝の目指す日本酒の未来です。