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酒粕で血液サラサラ!その理由と血液サラサラレシピ
- 2017年2月15日
- テーマ:コラム
目次
酒粕を摂取することで、血液サラサラ効果が期待できます。血液がドロドロの状態は、生活習慣病や心筋梗塞といった病気にかかるリスクが高まります。おいしく酒粕を摂取することで病気が防げたら一石二鳥ですよね。酒粕が血液サラサラに効果的な理由と、おすすめのレシピをご紹介します。
血液がドロドロになるとどうなる?
コレステロール値・血糖値・中性脂肪などが血液中に増えると、血液はドロドロしたものになってきます。血液が流れにくいと血管が詰まりやすく、血圧が上がります。高血圧は頭痛やめまい、しびれ、耳鳴りといった症状が出る原因に。さらに全身の血流が悪くなるため、冷え性やむくみ、抜け毛、倦怠感、肩こり、集中力の低下といった症状も出てきます。
このように、血液がドロドロになると高血圧や動脈硬化といった生活習慣病にかかるリスクが高まります。また、血栓ができやすい状態は脳こうそくや心筋梗塞の原因にもなり、なるべく血液をサラサラに保つことが重要なのです。
酒粕で血液サラサラになる?その理由
生活習慣病や血液ドロドロを防ぐためには、酒粕を摂取すると効果的です。酒粕には、血液サラサラに効果のある成分がたくさん含まれています。では、酒粕で血液サラサラになる理由について見ていきましょう。
コレステロール値を下げる
コレステロールとは脂質のことで、体内で過剰になってさまざまな病気の原因になるものを悪玉コレステロール、それを体外に運び出してくれるものを善玉コレステロールと呼びます。血液中の悪玉コレステロール値が高いと、血栓ができやすく血液がドロドロになる原因に。
酒粕は悪玉コレステロールを減らし、余ったぶんを肝臓に戻す働きをしてくれます。さらに善玉コレステロールを増やす働きもあるため、総コレステロール値を下げるのに効果的です。
糖質の吸収を抑える
食事を摂ると血糖値が上がります。それをエネルギーとして合成したり、代謝に使ったりする役割をするのがインスリンというホルモンです。インスリンは、脂肪組織において脂肪の分解をする働きもあります。
酒粕にはインスリンと同じように糖質の吸収を抑える働きがあります。不要な糖質や脂質を溜め込まないことによって、血液サラサラ効果が見込めるのです。
血圧を下げる
血圧の高さも生活習慣病の大きなリスクです。酒粕は発酵させた米を絞ったあとの絞りカスですが、発酵する過程でさまざまな成分が作られます。米のたんぱく質が分解されてできるペプチドには血圧を下げる効果があり、酒粕には6種類ものペプチドが含まれています。
血栓を溶かす
血液がドロドロになると、血栓ができやすくなります。酒粕に含まれるウロキナーゼという酵素は、固まった血液を溶かしてくれます。さらに酒粕に含まれる酵母は血管を柔らかくする効果もあり、血栓の予防に効果的です。
血液サラサラのための酒粕の摂り方
酒粕は血液サラサラに役立つということがわかりました。では、さらに効果を上げる摂り方について見ていきましょう。
1日50gを継続的に摂取する
酒粕の1日の摂取量は50gほどが目安です。1日にたくさん摂るのではなく、なるべく毎日継続して摂取するといいでしょう。
なるべく生のまま摂取する
栄養豊富な酒粕ですが、酵母菌やビタミンなど熱に弱い成分は加熱すると壊れてしまいます。すべての成分がなくなってしまうわけではありませんが、より高い効果を狙うなら生のまま摂取するのがおすすめです。
大豆製品と一緒に摂って効果UP
酒粕は大豆製品に含まれる大豆イソフラボンと一緒に摂ることでさらに高い効果が得られます。豆乳、チーズ、納豆などと組み合わせるとおいしく食べられますよ。
酒粕を使った血液サラサラレシピ
最後に、酒粕を効果的に摂取するためのレシピをご紹介します。
酒粕納豆
ふだん食べている納豆のパックに、好みの量の酒粕を加えるだけの手軽な方法です。大豆イソフラボンとの相乗効果がねらえますよ。
酒粕豆乳ドリンク
柔らかくして水で練った酒粕を、同量の豆乳で割って飲みます。朝ごはんや夜寝る前などに手軽に摂取できます。甘さがほしい場合ははちみつを少量加えましょう。酒粕は100gあたりおよそ200kalあるため、寝る前の飲みすぎには注意してください。
粕漬け
【材料(粕床)】
・酒粕 200g
・砂糖 大さじ2
・酒 100ml
・塩 大さじ1
・みりん 大さじ1
酒粕の栄養をたっぷり摂れる粕漬け。粕床(かすどこ)を作ったら、瓜やきゅうり、大根、人参など好みの野菜を漬けるだけ。1晩漬けたら食べられます。アルコール分が強い場合でも、日にちが経つとだんだんと抜けていきますよ。肉や魚を漬けることも可能です。
酒粕の白和え
【材料】
・豆腐 1丁分
・酒粕 100g
・味噌 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・すりごま 大さじ2?3
・好きな野菜(にんじん、春菊、せり、小松菜など)
いつもの豆腐の白和えに、酒粕を加えてみましょう。風味のよいおかずになります。豆腐は水切り、野菜は茹でておきます。酒粕が固い場合は水と一緒にミキサーにかけるか、すり鉢ですってください。豆腐、酒粕、調味料をすべて混ぜ、野菜と和えれば完成です。ひじきやこんにゃくを入れるのもおすすめです。
酒粕には血液サラサラ効果あり!効果的に摂取しよう
血液がドロドロの状態は、さまざまな病気にかかるリスクが高まります。酒粕を食べることでそれらを予防し、血液サラサラ効果が得られるなんてうれしいですよね。普段食べている食品に混ぜるだけで手軽に摂取できる酒粕。ぜひ有効活用してみてください。
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