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注目の酒粕!美容への効果・効能や選び方、使い方をご紹介
- 2016年11月28日
- テーマ:コラム
目次
美容・健康志向の高い人達の間で今、ブームとなっている酒粕。スーパーなどで手に入りやすく、食べて良し、飲んで良し、美容パックにして良しと幅広い使い方ができます。そんな酒粕の効果・効能から選び方、効果的な使い方についてまとめました。
今、注目を浴びている酒粕の美容効果とは?
酒粕とは、米と米麹を発酵させて日本酒を作る過程で残る、もろみの搾りかすのこと。米由来の栄養分がたっぷり含まれていて、美容や健康効果の高さから注目を浴びています。酒粕が持つ主な効果について見ていきましょう。
美肌・美白効果
酒粕に含まれる酵母には保水効果があり、血液の循環をよくして肌の新陳代謝がアップするため美肌づくりに効果的です。また、美白成分であるアルブチンやくすみ・肝斑を抑制するコウジ酸が含まれているため、美白効果も狙えます。
ダイエット効果
酒粕の豊富な栄養分はダイエットにも効果を発揮します。酒粕は食事と一緒に摂ることででんぷんの分解を抑え、糖分が脂肪に変わりにくくしてくれます。腸で余分な脂肪やコレステロールを吸着し、排出する効果もあります。
さらにビタミンB群が代謝を上げ、食物繊維がお通じを良くしてくれるため、ダイエットにはぴったりの成分なのです。
アンチエイジング効果
活性酸素は適量であれば細胞を保護してくれる物質ですが、増えすぎるとその酸化力の高さから老化の原因になります。酒粕に含まれるグルタチオンやフェルラ酸などの抗酸化物質は活性酸素を抑制する働きがあり、老化を防いでアンチエイジングに効果的です。
レジスタントプロテインの便秘解消効果
酒粕に含まれる独自の成分に、レジスタントプロテインがあります。レジスタントプロテインは日本酒を作る過程で発酵することで凝縮されたタンパク質で、胃では消化されずに腸まで届いて不要物を絡めとり、排出する働きがあります。これは脂質の吸着作用で有名な、セルロースという食物繊維の働きよりも効果的です。レジスタントプロテインが油分を吸い取って便に混ざることで、便が柔らかくなって便秘を解消します。
料理に使うとこんな効果も
酒粕にはうまみの元であるアミノ酸が豊富に含まれており、料理に使うとうまみやコクをアップさせてくれます。また、酵母菌や乳酸菌が食品の保存性を高めてくれるため、粕漬けなどに向いています。酒粕に含まれるビタミンB群やミネラルで栄養価がアップする効果も。
酒粕の効果的な使い方
酒粕には豊富な栄養が含まれていることがわかりました。では、これらの栄養素を効果的に取り入れるための使い方について見ていきましょう。
ドリンク・料理に
酒粕はそのままでも栄養たっぷりですが、より高い美容効果を狙うなら生のまま使うのがおすすめ。酒粕に含まれる酵素や酵母菌は、加熱すると壊れてしまうからです。
酒粕を生のまま手軽に摂取するには、酒粕とバナナや豆乳、きなこ、ココアなどを一緒にミキサーにかけてドリンクを作ってみましょう。特に大豆製品と酒粕は相性がよく、互いの栄養分を高めあって相乗効果が得られます。料理に使う場合は、酒粕で野菜を和えるか、粕漬けにすると生のまま食べられます。酒粕の風味やにおいが気にならない人におすすめです。
ただし、酒粕にはアルコール分が5?8%含まれているため、お子様が食べる場合や運転前は注意してください。
美容パックや酒粕風呂に
酒粕は食べるだけでなく、そのままお肌に塗ってパックをしたり、酒粕風呂にしたりもできます。酒粕パックの作り方は、精製水と酒粕を一緒に練り、洗顔後のお肌に塗って流すだけ。続けることでお肌がモチモチになり、美白効果も得られます。アルコールで刺激を受けやすい場合は、酒粕を電子レンジで1分チンしてアルコール分を飛ばしてから使いましょう。
また、目の細かいガーゼで酒粕を包んで浴槽に入れ、よくもめば乳白色の酒粕風呂が楽しめます。酒粕の保湿効果でお肌がつるつるになり、血行促進効果もねらえます。
酒粕の種類と選び方
一口に酒粕と言っても、形状や種類はさまざまです。種類と選び方について見ていきましょう。
スーパーで手に入るタイプ
一般的に知られているのは四角い板状で売られているもので、ちぎってから水で練り柔らかくしてから使います。そのほかにも、加工しやすいようにペースト状にしてある商品もあります。これらはスーパーなどで手に入りやすいものの、食品・調味料用として酸化防止剤などの添加物が加えられていることがほとんどです。粕汁や甘酒など加熱して使う料理におすすめ。
通販で買えるタイプ
一方、酒蔵の通販サイトで日本酒などと一緒に酒粕が売られていることもあります。最近ではAmazonや楽天でも買えますね。少し値段は張りますが、もろみを絞ったあとのそのままの状態に近く、栄養分も多く含まれています。通販の場合はキロ単位で売られていることも多いですが、酒粕は2?3ヶ月保存がきくため買いだめも可能。生のまま食べたりパックに使ったりする場合は、このように質にこだわったものがおすすめです。
使い方いろいろ!酒粕を活用してみよう
その高い栄養価と優れた成分で、古くから甘酒や粕汁、粕漬けなどに利用されてきた酒粕。最近では美容に関心の高い女性が次々と取り入れています。料理に使うだけでなく、美容パックに使ったり酒粕風呂にできたりと幅広い使い方が可能。そんな酒粕をぜひ活用してみてください。
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